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EL SALVADOR LOS ALPES NATURAL (エルサルバドル ロスアルペス ナチュラル)
EL SALVADOR LOS ALPES NATURAL (エルサルバドル ロスアルペス ナチュラル)
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浅草橋ROASTERY店の7周年にあわせて特別な記念のコーヒー豆をご用意しました。
今回ご紹介するエルサルバドルはとても優しい甘さと、日本の果物の枇杷(びわ)のような橙色を感じさせる香りと、黄桃のような円さが特徴的です。
フルーティーで甘さがある中煎りの焙煎度合いでご用意しています。
農園主のアイダ・バトルさんは「コーヒー豆はわたしの恋人です」と語ったそうです。
シェードツリーの木陰でゆっくりコーヒーの木を育てることで、赤紫色まで完熟するまで待ってコーヒー豆を収穫することで、豊潤な香りをもつコーヒー豆を生産されているそうです。
なぜ、コーヒーの木の育成に時間をかけることでフレーバーが豊かになるのでしょうか。その理由は光合成にあります。
育つのに時間がかかるほど、ゆっくり年月をかければかけるほど、コーヒーノキが浴びる太陽光、日照の合計時間は長くなります。
そうですよね。
より長く日にちが経てば、それだけ多く太陽が昇り、沈むのをコーヒーが経験するのです。
太陽の光を浴びることで、植物は細胞で呼吸して光合成をします。
地中の養分を細胞に取り込んで光合成で植物の生育に必要な有機酸を自ら作り出すのです。
だからクオリティーの高いコーヒー豆は、豊かな有機的な酸を多く含んでいます。
これはスペシャルティーコーヒーの考え方、評価の仕方です。
酸味を押し付けたいわけではありません。
ただ、酸は植物が自然が産んだものなんです。
だからあんまり否定しないでください。成長のために必要だったのです。
わたしたちは無理に酸味を作り出してるわけでは無いんです。
このエルサルバドル・ロスアルペス農園のコーヒーは押し付けがましい酸味ではありません。
農園主アイダ・バトルさんのコーヒー愛が伝わってくるような優しい甘さがあるコーヒーです。
女性らしい、まるで穏やかな波のような柔らかさを感じました。
こちらのコーヒー生豆は小川珈琲さまから仕入れさせていただきました。
実は2009年のSOL'S COFFEE 移動販売時代に小川珈琲さまからコーヒー豆を仕入れさせていただいていたことがありました。
そして年月が経って2020年。
SOL'Sに生豆を持ってきて紹介してくれた小川珈琲齊藤さんは本当に気さくでオープンな方で、コーヒー生豆の輸入について情熱的に話していただいたり、焙煎のことも相談させていただいたり。
わたしたちのような街の小さな焙煎所にも熱意をもって交流していただき非常に嬉しく思っています。
今回のセレクトはコーヒー豆のクオリティはもちろん、齊藤さんの情熱に惹かれて、周年のコーヒーに決定いたしました!
コーヒーを通して豊かな時間を育むこと。
人との繋がりを育むこと、幸せな時間を見逃さないことがSerendipityの大事な要素です。
長い年月と光合成が豊かな酸を産み出すっていう仕組みはいいアイデアだと思いませんか。
コーヒーの酸味は、生き急いだり、若いものでは無いんです。
むしろゆっくり時間をかけた結果です。イメージと逆でしょう。
われわれにも時間が必要ですよね。
浅草橋にあるSOL'S COFFEE ROASTERYは7年かけて今の姿になりました。
これからもずっとありますように。
原 産 国 | Republic of El Salvador |
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生 産 地 | LOS ALPES |
標 高 | 1,550〜1,875m |
品 種 | bourbon |
精 製 方 法 | NATURAL |
焙 煎 度 | 3.5 |
容 量 | 200g |
オススメのシーン | 大切な人と |
オススメのペアリング | 甘酸っぱいタルト |
【フレーバーノート】
Apricot, Plum, Black Tea, Walnut, Round Mouth Feel, Syrupy
枇杷(びわ)のあまさ、黄桃の豊潤なジューシーさ、生の胡桃、ダークな紅茶のような香り、丸い口当たり。
フレーバーノートはあくまでも私感です。
SOL'S COFFEEは専門的なカッピング用語での説明はなるべく避けて、店頭では日本語の伝わりやすい果実や植物の喩えでコーヒー豆をご案内しています。
※ご注文の締切は毎週水曜日です。そこから1週間かけて丁寧にハンドピックし翌週の水曜日にお客様のためにご用意したコーヒー豆を焙煎させていただきます。そのためご注文商品の発送は焙煎の翌日(木曜日)以降順次発送とさせていただきます。

